小林木工について

1924

鉋台製造工場として創業

小林木工は1924(大正13)年、兵庫県三木市で小林兼次が鉋台を製造する工場として創業致しました。
当時は3名ほどの小さな工場でした。戦争が始まると国に木工機械も人も徴収されてしまい、事業として停滞しておりましたが、戦後の混乱の中、兼次の息子・小林寿男が兄弟7人を養うため家業を継ぎ、鉋台、小鉋の製造販売を再開致しました。
一時は鉋台メーカーとして全国シェア12%を占めるほどの生産力を持つ工場となりましたが、時代の流れもあり、また高度成長期の建築ブームに合わせて、鉋台製造と並行して、襖や建具の製造も開始致しました。

1990

信頼する仲間たちと家具製造に着手

1990年、大手ゼネコンの下で現場の施工管理を学んでいた3代目・小林朋弘が入社し、本格的に家具製造と大工工事に着手致しました。
2016年には鉋の製造を終了し、家具製造を別注・量産の2部門に拡張し、小ロットから大ロットまで対応できる本格的な工場となり、学校や病院など公共施設にマッチした量産家具の製造をはじめ、ホテルや結婚式場、高級車販売店などのフルオーダーの別注家具を、別注制作工場の1点ものと同じクオリティで量産することが出来ます。

2016

次世代へ繋ぐ新たな創造へのチャレンジ

そしてその頃より、ヨーロッパにおける世界シェアNo.1・ドイツのキッチンブランド「nobilia」の取り扱いを開始。2020年には「nobilia」の日本総代理店として、システムキッチンの輸入販売やショールームの開設を致しました。更に、オリジナルのプライベート家具ブランド「CoffreK」の製造販売を始めるなど、様々なご縁の中から事業の幅を広げてまいりました。そして2021年、ナスクナノテクノロジー社と業務提携を行い、家具や什器、設備への抗菌・抗ウイルスコーティング加工事業を開始することとなりました。
この先も「ものづくり」の技術と経験を次世代に継承しつつ、お客様へ喜んでいただける製品の製造に取り組んでまいります。